ここで少し、箏で使う楽譜について、ご紹介します。
箏の楽譜は基本、糸譜(漢数字)です。
糸譜(漢数字)と言われても、どんなものだか、きっと、想像つきませんよね?
こちらは、糸譜(漢数字)です。
漢字は、それぞれ、使う糸の場所を表していて、
楽譜に指定された絃の音を弾いて演奏します。
国語の教科書と同様で、右から左へ。
縦に読んでいきます。
しかし、最近の現代曲では五線譜を使った楽譜も増えています。
こちらは、五線譜での箏アンサンブル楽譜の一部です。
あらかじめ絃の音名は指定されているので、それに従い演奏します。
算数や英語の教科書のように、左から右へ。
横に読んでいきます。
箏の音程は、その都度、曲により調整します。
音の高低が聞き分けられず苦戦している生徒さんにも
ピアノを使い、正確な音程を声に出す練習を行っています。
慣れてくると、調絃も楽にできるようになります。
(注意:現代曲は絶対音での調絃で問題ありませんが、古典曲はその通りではありません。)
調絃って?