箏の爪の色々

 

 

箏の爪は、演奏する楽器の種類や、出したい音色により使い分けも必要です。

爪の素材では、象牙が一般的ですが、鯨爪やプラスティック爪などもあります。

 

爪の素材や、形、厚さ、爪の皮(爪輪)にも違いや好みがありますが

最初は、指導者の方に相談しましょう。

 

ここでは、箏爪に爪輪を付けるまでを紹介したいと思います。

 

 

 

新しい箏爪、1組

 

 

 

 

爪輪。何枚か重なっている紙の手前側を先の細い物で剥がします。

 

十分に広げます。今回は千枚通しを使用しています。

開いた場所に木工用ボンドを塗り、爪楊枝等で伸ばします。

 

爪を差し込み、斜めになっていないかを確認。

まずは、指で押さえて固定します。

指に当たる部分がボコボコしていると痛いので、ペンチ等で滑らかにします。

洗濯バサミなどで挟み30分ほど固定します。

そのままでも良いのですが、角が鋭く、変に欠けることを防ぐため

私は爪やすりを使い、少し削っています。

完成しました。